JOHN LOBB(ジョンロブ)ビスポークシューズの靴底を今後オールソール交換をしないようにハーフラバー補強修理

P1550250 JOHN LOBB(ジョンロブ)のビスポーク(フルオーダーシューズ)をお預かりしました。

ロブのビスポークはイギリスのロンドンで作られています。P1550251 オーダーをされた方の足に合わせて作られた1足です。

シュートゥリーもビスポークシュートゥリーになります。P1550252 天然のシボ革の外羽根フルブローグです。P1550253 ビスポークのロイヤルワラント(王室御用達)の中敷きがいいですね。P1550254 靴底の補強のご依頼です。

つま先は過去に「ヴィンテージスティール」で補強をされていますが、レザーソール面もやはり補強されたいとの事です。P1550255 「ハンドソーンウェルト製法」で作られたビスポークシューズの「出し縫い」は基本、手縫いで縫われています。

当店では「オールソール交換(靴底全体交換)」のご依頼は大変多いですが、ビスポークの手縫いのオールソール交換は基本お断りさせて頂いています。

靴底の仕様によってはご希望であればお受けしていますが、修理の際は手縫いではなく、機械縫いになります。

なので、ビスポークシューズは作ったメーカー様に修理をご依頼されるのが何よりです。P1550256 お客様は今後ソール交換をしない前提で「ハーフラバー」をご希望されました。P1550257 既についているヴィンテージスティールを取り外し、その部分を革で埋めて靴底をフラットに戻し、ハーフラバーを貼った後、新しいヴィンテージスティールを取り付けることとなりました。

継ぎ足しの修理になってしまうので、出来ればハーフラバーを貼るご選択はお早めにされるのをオススメします。P1550313 <after>

補強の完成です。P1550314 地面との接地面をビブラム社の「ハーフラバー」で補強をし、P1550315 つま先は厚みを戻した後、「lulu ヴィンテージスティール」を取り付けています。P1550316 おそらく今後はソール交換をすることない補強方法です。

これで安心して履いていただけます。P1550317店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

vibram ハーフラバー ¥3,000(税抜)

lulu ヴィンテージスティール ¥3,000(税抜)

つま先革埋め +¥600(税抜)

納期 翌日以降

John Lobb(ジョンロブ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)