JOHN LOBB(ジョンロブ)フィリップ2を再現するように半カラス仕上げでレザーオールソール交換修理

P1260076こんにちは東です。

常連様より JOHN LOBB(ジョンロブ)をお預りしました。

最近はジョンロブ修理率が高めです。

P1260078歴史あるジョンロブには数々の名作がありますが、こちらもお預りする機会が多い「フィリップ2」です。

P1260079靴底の修理依頼となります。

お客様はインターネットでお手頃な価格のものを見つけ、ご購入された模様です。

状態を確認すると、過去に「ハーフラバー」で補強されていたらしく、そのハーフラバーを剥がした状態でした。

P1260080ハーフラバーを貼り付ける加工の際は、革の吟面(表面)を削って接着剤が定着しやすいようにします。

一度ハーフラバーを貼った靴は、ハーフラバーを剥がすと削りと接着剤の痕跡が残ってしまいます。

お客様ははハーフラバーを好んで履かれないので、このままの状態で履くわけにいかず、「オールソール交換」で靴底を作り変えることとなりました。

P1260081元の状態をイメージするようにソール交換をさせていただきます。

P1260335<after>

イメージがすっかり良くなりましたね。

P1260333レザーソールを縫い目を隠す「ヒドゥンチャネル」で加工し、ナチュラル&ブラックカラーの「半カラス仕上げ」に染めて仕上げました。

P1260334カカト部分は黒く染めていますが、イギリスの「ラスター」のレザートップリフトを使用しています。

P1260332これで心地よく履いて頂けると思います。P1260337店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

ありがとうございます。

 

Italy レザーオールソール交換 ¥13,800(税抜)

イングランド ラスターレザートップリフト +¥2,000(税抜)

ヒドゥンチャネル +¥2,000(税抜)

半カラス仕上げ +¥2,000(税抜)

納期 2週間以内

John Lobb(ジョンロブ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)