JOHN LOBB(ジョンロブ)靴底のレザーソールを半カラス型のハーフラバーで補強する修理方法

P1320632こんにちは東です。

JOHN LOBB(ジョンロブ)を港区よりお持ち頂きました。

P1320633お客様は大変靴にお詳しい方で、靴の販売店や職人さんともご面識があり。靴の構造や履き方など色々と楽しくお話をさせていただきました。

P1320635珍しいデザインバランスですね。

靴の状態は大変綺麗ですが、もう長くご愛用されている模様です。

P1320636靴底も過去に何度か「オールソール交換」をされています。

HPをご覧いただき、当店でもジョンロブのオールソール交換は可能と知ってお越しくださった流れです。

P1320638つま先部分はレザーで補強をされています。

この靴は長く履いているので、そろそろソール交換をする前提に履かないのをご希望されました。

まだレザーソ-ルにも厚みがあるので、今のうちにしっかりと補強をさせていただきます。

P1320652<after>

地面との接地面を「ハーフラバー」で補強をしました。

ジョンロブのレザーソールは「半カラス仕上げ」を呼ばれる、ソールを2色にペイントして仕上げる方法が採用されています。

それを意識し、ハーフラバーはラウンド型にカットして加工をし、半カラス仕上げのように取り付けました。

P1320651ハーフラバーのラウンド加工は特にオプション費用はいただいていません。

ご希望があれば言って頂ければと思います。

ですが何の靴にも似合う加工ではないのでご了承お願い致します。

P1320653減っていたつま先部は革で厚みを戻してからハーフラバーを取り付けています。

P1320654ハーフラバーを付けるかどうかは、履く人の好みになります。

レザーソールを今後すり減らさずに履くのをご希望であれば、早い段階で加工するのをオススメします。P1320655店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

ありがとうございます。

 

FILIPS ハーフラバー(黒) ¥3,000(税抜)

つま先革埋め +¥600(税抜)

納期 翌日

John Lobb(ジョンロブ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)