こんにちは東です。
Johnsonian(ジョンソニアン)のドレスシューズをお預りしました。
こちらはアメリカのヴィンテージシューズになります。
詳しく年代は分かりませんが、1950~60年代あたりでしょうか?
この GUIDE STEP はドレスシューズラインの模様です。
タグの雰囲気もいいですね。現在ではあまりしない加工などが施されているので、ヴィンテージジューズを見たときは逆に新しさを感じることも多いです。
ヴィンテージらしいシルエットもいいですね。
この度は靴底の修理でお持ち頂きました。
過去にハーフラバーと、トップリフト交換をされた痕跡が見られます。
構造は「グッドイヤーウェルト製法」になり、
確認するとレザーウェルトとレザーソールが剥がれていました。
ウェルトとソールは「出し縫い」という機械縫いで縫われていますが、糸が切れて剥がれた模様です。
ヴィンテージシューズにたまに見られる状態になります。
ソール面から糸が見れていなくても、糸が劣化した状態に歩行の力が加わり、屈曲部を中心に糸の切れが広がってしまう事があります。
この場合、接着のみの修理ではまた剥がれる可能性が高いので、これからもしっかり履いて頂く為に「オールソール交換」で靴底全体を作り替えるのをオススメします。
<after>
お客様とのお話で耐久性を求めておられたので、デザインは変わりますがラバーソールを使用させていただきました。
ビブラム社の2055ソールです。
幅広いデザインのドレスシューズに対応が可能です。
ソールの縁は新しく「出し縫い」をし直してので剥がれる心配はございません。
ヴィンテージシューズでもアッパー、中底の状態が生きていればしっかりと修理が可能です。
もちろんレザーソールでのソール交換も可能なのでお任せください。
これで安心して履いて頂けますね。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
ありがとうございます。
vibram ♯2055ソール(黒)オールソール交換 ¥12,800(税抜)
納期 2週間以内