Johnston&Murphy(ジョンストン&マーフィー)のコードバンシューズの修理をお預かりしました。ジョンストン&マーフィーはアメリカのブランドの靴ですが、現在は日本の大塚製靴で作られています。
こちらの靴は大塚製靴より前のREGAL(リーガル)社で作られていた頃の靴になります。 ソールは天然の黒のクレープソールを使用されています。
クレープソールは長く履くとベタベタしてきたり、ゴミが付いたりして敬遠されがちです。 お客様はその状態に我慢が出来ず、他店の修理屋さんでハーフラバーを貼ってもらったらしいのですが、その日のうちに剥がれてきてしまったらしいです。
クレープソールにハーフラバーは素材の相性が悪いので接着がしっかり付きにくいと思います。
お客様の長年のお悩みを改善するために今回は【オールソール】で靴底を全体作り変えます。 クレープソールのカジュアルな印象は無くなりましたがレザーでオールソールしました。
ソールはあらかじめハーフラバーで補強しています。 コバの厚み、ヒールの高さもクレープソール時と同じにしています。 これでお悩みは改善されました。オールソールをお受けした際は靴磨きをサービスしてお渡ししています。
コードバン特有のツヤが戻りました。
ありがとうございます。
Italyレザーオールソール ¥13,800(税抜)
Italyダヴテイルトップリフト +¥1,300(税抜)
FILIPSハーフラバー ¥3,000(税抜)
納期 10日~2週間
Johnston&murphy(ジョンストン&マーフィー)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)