JUTTA NEUMANN(ユッタニューマン)のレザーサンダル「シモーネ」を神奈川県よりお持ちくださいました。
ユッタニューマンの修理は毎年夏場に殺到しています。
一番多いのは「ビリュケンソール」での「オールソール交換」のみですが、昨年からアッパーの修理の割合も多くなっています。 意外と多い状態になるのですが、
アッパーが裂けていました。
革は一度裂け目が入ると強度がだいぶ落ちます。
サンダルでは特に負荷がこの部分に集中するので、応急的な修理ではもたない状態になります。
なので、「アッパー」を作り変える必要があります。
当店ではユッタニューマンの修理が多いので、黒色であれば近い雰囲気で、同じくらいの肉厚の革を用意しています。
なのでさほど違和感がなくアッパーが作り変えれます。 ですがアッパーの作り変えでは一度靴を分解するので「オールソール交換」も一緒にすることとなります。
なお、元に使用しているソールの再利用は出来ません。 <after>
アッパーの作り変えの完成です。 均等性を持たせるため、基本、左右両足を作り変えます。
靴底は純正と同じ「ビリュケンソール」を使用しました。
これで安心して履いていただけます。
アッパーの革が雨などに濡れて乾燥をすれば、今後また避けるリスクが高まるので、定期的にクリームで保革していただければと思います。店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
アッパーの作り変え(シモーネ両足甲部分) ¥5,000(税抜)
ビリュケンソール オールソール交換 ¥8,800(税抜)
納期 1~2週間ほど