JUTTA NEUMANN(ユッタニューマン)SIMONE(シモーネ)サンダルが犬にかじられて裂けたアッパーの革を作り替える修理

P1350870こんにちは東です。

JUTTA NEUMANN(ユッタニューマン)のSIMONE(シモーネ)を常連様よりお預りしました。

当店は毎年春夏になると、全国より多くのユッタニューマンの修理依頼が殺到します。

今年もそろそろその季節がやってきました。

P1350871ですが今回は特殊な修理のご紹介です。

右足の状態は問題ありませんが、

P1350872左足を確認すると、サンダルのアッパーがワンちゃんにかじられて裂けていました。

レザーは耐久性にとても優れており、なかなかこのようには裂けないものなのですが、よほどの力が加わったのだと思います。

P1350873今の状態に革をあてて補強するよりも、作り替えた方が良いと判断をさせていただきました。

今回は幸い作り直しやすいサンダルで良かったと思います。

P1350874左右の誤差をなくすため、両足ともアッパーを作り替えます。

P1350875レザーソールとアッパーを固定している釘を抜く必要がありますが、

P1350876その作業を行うために今のソールを取り外す必要があります。

再利用は困難なので、「アッパーの作り替え」では「オールソール交換」も含まれます。

P1360035<after>

全く同じ革はありませんが、お客様は黒い革であれば何でもよいとの事でした。

P1360036極力サイズ感が変わらないように、同じ型で作り替えます。

今回は2mm厚のワークブーツ用のクロム鞣しの革を使用しました。

型は同じでも革の厚みや固さで履き心地が変わる点はご了承お願い致します。

P1360038靴底は新しい「ビリュケンソール」でオールソール交換をしています。

P1360037今後はワンちゃんの手の届かないところで保管して頂ければと思います。

P1360039まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

ありがとうございます。

 

ビリュケンソール オールソール交換 ¥8,800(税抜)

アッパーの作り替え 作りによりますが¥10,000以内

納期 2週間以内

Jutta Neumann(ユッタニューマン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)