JUTTA NEUMANN(ユッタニューマン)のサンダルをお預かりしました。
ユッタニューマンの修理は過去に数度ご紹介させていただいているので、この度はブログをご覧いただき群馬県より郵送で修理依頼をいただきました。ありがとうございます。「サンダル界のロールスロイス」との名称で、レザーソールの土踏まずのアーチが特徴的なブランドです。過去のブログで記載しましたが、ユッタニューマンのサンダルは屈曲部あたりの固定してある釘が抜けていることが多いです。お客様はこの状態が気になっておられました。いつもはしっかり釘を打ち直すためにソールをある程度まで剥がして作業を行い、再度ソールを接着しているのですが、
今回は予想外に接着がすごく強力だったのでソールが綺麗に剥がせない状態でした。
その場合には申し訳ございませんがオールソールで修理させていただきます。<after>
オリジナルと同様にスポンジ素材のビリュケンソールを使用してオールソールさせていただきました。
ビリュケンソールのカラーは「ブラック」「ブラウン」「ホワイト」と3色あり、使用したのは「ブラウン」です。
真鍮釘もしっかり打ち直しています。
今後外れることがないよう、元より強く固定したいので上から打ち込んでいます。アッパーとの接合部は全て釘を打ち直していますが、費用はいただいていません。
「オールソール」で修理をお受けした場合はオールソール費用だけになります。これで今年の夏も安心して履いて頂けると思います。
ありがとうございます。
ビリュケンソール オールソール交換 ¥8,800(税抜)
納期 1週間ほど