Lloyd footwear(ロイドフットウェア)カカトの内側革の破れをカウンターライニング(腰裏補強)修理

P1120415Lloyd footwear(ロイドフットウェア)を常連様よりお預りしました。P1120417重厚感のあるシュートゥリーですね。P1120418シュートゥリーを外すとカカト内側の革に破れが見られます。P1120419

ここまで大きく破れているのは稀ですが、ライニング(内側の革)とアッパー(表革)の間には「カウンター」と言われる革の芯が入っています。

ライニングに穴が開くと、カウンターに直接足が当たるようになるため、カウンターの割れにつながります。

カウンターは靴のカカト部分の形状をしっかり保ち、歩行時に足を固定する役割があるので、カウンターにダメージが加わると靴の寿命が飛躍的に落ちます。

なのでライニングが摩擦により穴が開いてしまった場合は、早急に補強していただければと思います。

また、靴をご購入で選び際にはこのカカト部分の「カウンター」の固さがしっかりある靴をお選びいただきたいと思います。

「軽くて柔らかい靴が良い」という間違った認識で足に問題をかかえているケースがよく見られるので、普段履かれる靴選びは今後の生活にも影響するので大切です。P1120448破れていた部分を中心「カウンターライニング」という修理メニューで革をあてて補強しました。P1120449靴の良い状態、快適な歩行のためには小まめな修理、メンテナンスが必要です。

これで安心して履いて頂けます。P1120450店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

ありがとうございます。

 

カウンターライニング(短靴) ¥3,500(税抜)

納期 翌日~3日ほど

Lloyd Footwear(ロイドフットウェア)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)