LOBB,S(ロブス)穴が開いたレザーソールをTOPYラバーソールへマッケイ製法のオールソール交換修理

P1180916 LOBB,S(ロブス)をお預りしました。
P1180917靴底の修理でお持ち頂き、確認すると
P1180918 レザーソール中心部に綺麗に穴が開いていました。

この状態になると「オールソール交換」で靴底を全体作り替える修理になります。
P1180919 もちろん元を再現するようにレザーソールでオールソール交換は可能です。

ですがお客様はレザーソールより耐久性に優れたラバーソール(ゴム)をご希望されました。

ロブスの靴はイタリアらしく「マッケイ製法」で作られています。

「ダイナイトソール」など高級紳士靴に使われるラバーソールは主に「グッドイヤーウェルト製法」の靴向きになります。

マッケイ製法の靴にも使えないなくはないのですが、ラバーソールの靴に直接縫う方法は当店では基本行っていません。
P1190211 <after>

そして使用したのはフランス・TOPY(トピー)社のラバーソールになります。

表面がマットな仕上がりのラバーソールなので落ち着いた印象に仕上がりました。
P1190212「マッケイ縫い」でアウトソールと中底を縫って剥がれにくいように加工します。

今後マッケイのラバーソールはこのソールをメインに使用しようかと考えています。
P1190213 カカトのトップリフトはビブラムのラバーを使用しました。
P1190214ヒールの積み上げは革で高さを作ります。

元のレザーソールからラバーソールへ変更しても違和感のない仕上がりと思います。
P1190215店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にご連絡ください。

ありがとうございます。

 

TOPY ラバーオールソール交換 ¥10,800(税抜)

納期 2週間以内

Lobb,s(ロブス)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)