LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)ローファーの加水分解で劣化した部分を補強してハーフラバー補強修理

P1290823こんにちは東です。

LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)のローファーをお預りしました。

P1290824アッパーはまだ綺麗な状態ですが、ご購入されてから時間が経っている靴になります。

P1290826靴底はレザーソールになります。

状態を確認すると

P1290827レザーソール中心部はウレタン素材が埋め込まれている構造です。

P1290828そのウレタンが「加水分解」による経年劣化で崩れている状態でした。

ウレタンはラバー(ゴム)より耐久性があるのはメリットですが、時間とともに劣化をしてしまうデメリットもあります。

このままでは履けないので修理をする必要があります。

ですが靴底全体を作り替える「オールソール交換」をするにもレザーソールにダメージがある訳ではないので、部分的に修理する方法をご提案させていただきました。

P1290829ウレタン部分を全て除去し、その形状に沿って革で埋めて厚みを戻しました。

このようにしっかり土台を加工後、

P1290839<after>

地面との接地面を「ハーフラバー」で補強をしました。

これで劣化した部分はしっかりと改善できました。

P1290840ハーフラバーを貼ることで、つま先までしっかりレザーソールをカバーしてくれます。

P1290842見た目にも違和感はございません。

P1290841これで安心して履いて頂けますね。

P1290843店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

ありがとうございます。

 

FILIPS ハーフラバー補強 ¥3,000(税抜)

ソール革埋め ¥600~(税抜)

納期 翌日以降

Louis Vuitton(ルイヴィトン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)