LOUIS VUITTON(ルイ ヴィトン)レディーススニーカーの加水分解で劣化した靴底をオールソール交換修理

P1160804 LOUIS VUITTON(ルイ ヴィトン)のレディーススニーカーをお預りしました。
P1160805ヴィトンのスニーカーはメンズ、レディース問わず過去に今回のブログと同じ内容の修理を取り上げさせて頂いています。
P1160806ご紹介させていただきます。
P1160807靴底は一体型のソールです。
P1160808材質はウレタンになります。

ウレタン素材はいずれはこのように「加水分解」による経年劣化が起きるのがデメリットです。

こうなると状態は広がる一方で、部分的な接着では修理が出来ないので、このウレタン部分を取り除き、ソールを新しく作り替える必要があります。

P1160809 靴のアッパーの状態が活きていれば、修理をすれば綺麗な状態になるのでまだまだ履いて頂けます。
P1160810ウレタン素材特有の特殊な形状は再現出来ませんが、
P1160811出来るだけ違和感なく仕上がるように作業を進めさせていただきます。
P1160947 靴底に使用可能なソールの種類はいくつかありますが、お客様は軽量感のあるものを求めておられたので、ゴム入りEVA(スポンジ)素材の「ペダラソール」を使用しました。

P1160948ヒールの高さもEVA素材を使用して再現しています。
P1160949ソールは変わりましたが、靴の印象としては違和感なく仕上がったと思います。
P1160950素材はEVAなので、今後は「加水分解」による劣化の心配がありません。

修理を繰り返して履いて頂けます。
P1160951お客様もお預りする時点では心配されていましたが、お渡しの際にとても喜んで頂けました。
P1160952デザインが変わる点をご了承いただければ、郵送でも同様の修理をお受けしています。

お気軽にご連絡下さい。

ありがとうございます。

 

ペダラソール オールソール交換 ¥10,800(税抜)

納期 2週間以内

Louis Vuitton(ルイヴィトン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)