LOUIS VUITTON 加水分解したスニーカーのオールソール修理

あけましておめでとうございます。

2017年もどうぞ宜しくお願いします。

店は休ませていただいていますが、実家からブログを書いています。p1050078 LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)のメンズスニーカーをお持ちいただきました。   p1050079まだ購入してから履かれていない状態ですが、何か違和感がございます。 p1050080 ウレタンソールが「加水分解」により劣化しています。

履いてなくても購入してから数年は経っていると思いますが、長年自宅で眠っていて、履こうとしたらソールがボロボロ崩れた模様です。

お客様は修理を半ば諦め気味でお持ちいただきましたが、問題なく修理できます。

出来れば崩れた状態のソールもあると元のデザインが解るのですが、今回お持ち頂いた状態の靴はよくお預かりしているのでイメージして出来るだけ再現します。p1050128アウトソールは摩擦に強いvibram1030ソールを使用して【オールソール(靴底全体修理)】をしました。 p1050124ラバーウェルト、ラバーソールです。

丸みがある仕上がりにしているのでオリジナルと印象が近いと思います。p1050125カカトのヒールカップ部分は革を当て、ヒールの高さも作りました。 p1050126スニーカーでは良く見られるウェッジ型をEVA(スポンジ系素材)を使用することにより再現しています。

EVAを使用することで靴が重くならずに、スニーカーの軽量感も再現できるので履き心地に違和感はないと思います。p1050123 お客様に仕上がった靴をお渡しした時に「ここまで綺麗になるとは想像以上です」と言っていただけました。

とても嬉しいお言葉です。

p10501272017年になりましたが、新年のタイミングで「また履いてみようと思う靴」などがございましたら是非、修理、メンテナンスなどお任せください。

1月5日から営業します。宜しくお願い致します。

 

vibram1030ラバー オールソール修理 ¥10,800(税抜)

納期 1~2週間ほど

Louis Vuitton(ルイヴィトン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)