こんにちは東です。
MAC BAREN,S(マックバレンス)のスエードローファーを常連様よりお預りしました。
イタリア・ナポリの靴メーカーになります。
中底を確認すると「ハンドソーンウェルト製法」で作られています。
ウェルトの出し縫いは機械縫いなので、「九分仕立て」になります。
この度は靴底の修理でお持ち頂きました。
レザーソール中心部には穴が開いているので「オールソール交換」で靴底全体を作り替えます。
お客様はレザーより耐久性がある靴底をご希望されていたので、これを機にラバー(ゴム)ソールに交換をすることとなりました。
靴底を分解した内部の構造です。
説明が難しいですが、機械式の「グッドイヤーウェルト製法」とは異なり、「ハンドソーンウェルト製法」は革を手作業で加工するビスポーク(オーダーシューズ)で採用される伝統的な作りです。
中底の沈み込みが少ない分、グッドイヤーウェルト製法より足馴染みが良く、返りが良いのが特徴です。
<after>
ラバーソールは「ビブラム2055ソール」をお選び頂きました。
グッドイヤーウェルト製法と同じく、繰り返しソール交換が行えるのもメリットです。
これで安心して
履いて頂けますね。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
ありがとうございます。
vibram ♯2055ソール オールソール交換 ¥12,800(税抜)
納期 2週間以内