MAGNANNI(マグナーニ)オパンケ製法のレザーソールを違和感がないようにラウンド型にハーフラバー(裏張り)補強

P1340133こんにちは東です。

MAGNANNI(マグナーニ)のサイドレースシューズをお預りしました。

P1340135靴底の補強のご依頼です。P1340136レザーソールが薄くなってきたので、今以上擦り減らないように「ハーフラバー」で補強のご依頼をいただきました。

P1340137マグナーニの靴はこのように「オパンケ製法」で作られているものもあります。

薄く加工したレザーソールをアッパーサイドに沿わせて手縫いで縫っている技法です。

P1340138オパンケは製造段階でも手間暇をかけた技法ですが、修理をするにも設計からしなければならないので難易度が高く、修理費用も掛かります。

個人的にはオパンケの靴は「オールソール交換」をする全体で履くのはオススメせず、「ハーフラバー」で補強して履くのをオススメします。

P1340166マグナーニのオパンケの靴はハーフラバーを「ラウンド型」に加工して取り付けるようにしています。

見た目がスマートに見えるメリットがありますが、P1340167手縫いの部分があるので、ストレートに取り付けるとハーフラバが上の方に位置し、歩くと剥がれてしまいます。

ラウンドにすることでハーフラバーの距離が長くなり、剥がれにくく加工をしています。P1340169見た目も違和感はなく仕上がります。

P1340168これで安心して履いて頂けますね。

マグナーニの修理は過去にも多くさせて頂いているので、状態によって良い方法をご提案させて頂ければと思います。

P1340170店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

ありがとうございます。

 

FILIPS ハーフラバー ¥3,000(税抜)

納期 翌日

Magnanni(マグナーニ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)