MAGNANNI マグナーニをハーフラバー補強の修理

P1070989MAGNANNI(マグナーニ)の修理をお預かりしました。 P1070990気が付けばマグナーニの修理を取り上げる機会は少なかったのですが、スペインの紳士靴メーカーになります。  

「ボロネーゼ製法」や「オパンケ」の技術で作られている靴が特徴的だったりします。P1070991靴底のレザーソールを「ハーフラバー補強」でお持ち頂きました。

多くの方に馴染みもある一般的な修理メニューではありますが、丁寧に作業を進めさせていただきます。 P1070992カカトのトップリフトはラバーの厚みがまだ半分ほど残っているので、交換にはまだ早いタイミングです。

次回にトップリフト交換させていただきますが、擦り減りすぎないように気を付けていただければと思います。P1080001レザーソールのまま履かれていると、つま先の厚みは薄くなっています。

ハーフラバーで補強する前に、まずは革で厚みを戻します。

この一手間を行うことで、ソールの厚みが戻り、ハーフラバーも自然な見た目で水平に取り付けることが出来ます。P1070996ラバーが付く面を加工しました。

綺麗に仕上がるように手作業を多く使います。P1080005しっかり接着し、コバ周り(レザーソールのサイド部分)も仕上げ直して完成です。 P1080006レザーソールとハーフラバーが一体で、自然な仕上がりに見えるように心掛けて作業を行っています。P1080007お客様が思っている以上に手間暇をかけていたりもします。

安心してお任せください。

ありがとうございます。

 

FILIPS ハーフラバー(メンズ 1,8mm) ¥3,000(税抜)

納期 当日~翌日

Magnanni(マグナーニ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)