MONCLER(モンクレール)レインブーツの擦り減ったカカトを特殊修理

MONCLER(モンクレール)のレディースのレインブーツをお持ちくださいました。 過去に色々なメーカーのレインブーツを修理したことがありますが、モンクレールは初めてです。 レインブーツは一体のゴムで成形されて作られている特殊構造になります。

一般の靴とは根本的に目的、構造が異なります。

修理のご依頼はたまにありますが、修理不可のケースが多い傾向があります。 この度は靴底の修理のご依頼です。 カカトの擦り減りを気にされていました。 一体型の靴なのでカカトを取り外したりは出来ない構造です。

なので修理ではカカトを凸凹の凹まで削り、別のトップリフトを付けますが、レインブーツは中の空洞が大きかったり、柔らかさなどのリスクがあり、修理が出来ないケースもあります。

今回はお客様の修理の強いご希望で、お受けさせていただきます。 バランスが整うよう <after>

「ビブラム5342」のラバートップリフトを取り付けました。

凸凹の凹の深みが7mmだったので、このトップリフトの厚みと同じです。 どのレインブーツでもこの修理が出来る訳ではないのでご了承下さい。 違和感がなく仕上がり、バランスが安定しました。レインブーツの修理は出来ないケースが多々あるので、郵送ではお受けしておらず、ご来店時に靴全体を確認させていただいてからお受けする形となります。

ありがとうございます。

 

・vibram ♯5342ラバートップリフト ¥3,800(税抜)

納期 3日程

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