new balance(ニューバランス)993スニーカーの劣化した靴底をビブラム762Kカップソールでオールソール交換修理

P1510857 new balance(ニューバランス)のスニーカー993をお預かりしました。

今回は初めてトライした修理方法をご紹介します。
P1510858 アッパーはまだまだ良好な状態ですが、P1510859 この度は靴底の交換でお持ちくださいました。P1510860 ソール面を確認すると、P1510861 素材の劣化が進行し始めており、部分的に崩れている状態です。P1510862 この場合、部分修理は出来ないので「オールソール交換」で靴底全体を作り変えることとなります。P1510863 ただここで問題なのは純正のソールはない点です。

ソール交換をしてもソールが変わってイメージが変わってしまうのですが、P1510864 今回は何とか近いイメージに仕上げれると思い、ご提案させていただきました。P1520128 使用するには「ビブラムCHINAの762Kソール」です。P1520129 「カップソール」と呼ばれる一体型のソールになります。
P1520130 見た目、形状は見事ですが、実際にお客様の靴に合うかが心配な点でしたが、この度はお客様のご協力もありトライさせていただきました。P1520137 <after>

元のソールを取り外し、「オールオール交換」の完成です。P1520138 見事なまでに靴のサイズ、バランス共にばっちりと接着が出来ました。P1520139 デザインは少し変わりますが、前部、P1520140 後部共にいい仕上がりです。P1520141 違った意味での難易度の高さから当店もまだ手探りな修理方法になります。

業者様曰く、「762Kソールはニューバランスの800~1300台」のものには使用可能との事です。P1520142この修理は現時点では郵送ではお受けをしていないメニューになります。

まだ手探りな状態なので、お持ちいただいた際も修理が可能と判断をした場合のみお受けさせていただきます。

ありがとうございます。

vibram ♯762Kソール オールソール交換 ¥15,800(税抜)

納期 1ヶ月程

 New Balance(ニューバランス)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)