Paul Harnden(ポールハーデン)擦り減った靴底のカカトを全面レザーのトップリフトで作り替える交換修理

P1340145こんにちは東です。

Paul Harnden(ポールハーデン)を都内遠方よりお持ち頂きました。

P1340146ポールハーデンは私が10年ほど前に靴作りを学び始めたときに好きだったメーカーです。

当時は同じ心境の職人が多かった気がします。

P1340147ハンドメイド感溢れる作りのイギリス靴です。

P1340148靴底の修理でお持ち頂きました。

P1340149レザーソール面は「ハーフラバー」で補強をされています。

なのでソール面は手を加える必要はありませんが、

P1340150カカトのトップリフトは大きく擦り減っていました。

この場合、通常の「トップリフト交換」と、

P1340151擦り減っている積み上げ部分の革を修理する必要があります。

今回の様に深く擦り減っている場合は「積み上げ全体を交換」をオススメする事が多いですが、

P1340152ポールハーデンの靴はヒール周りの革もハンドメイド感を表現して作られているので、今回は「積み上げを部分的に革を足して補強」を選択させていただきました。

P1340153ブランドイメージを損ねないように修理を進めさせていただきます。

P1340154<after>

トップリフト交換の完成です。

お客様の強いご要望で、元と同じく「全面レザー」のトップリフトを使用しました。

ヴィンテージシューズやハンドメイド感ある靴の仕様です。

ですが「滑る」「擦り減る」などのリスクもあるので、敬遠される方も多いです。

実用性であれば「レザー&ラバー」「全面ラバー」の良いので、お好みのものをお選び頂ければと思います。

P1340155大きく擦り減っていた積み上げのレザー部分は革を足して補強をしました。

P1340158革を足した感も言われて近くで見ないと分からない程の仕上がりです。

あえてツルツルピカピカにならないように仕上げています。

P1340157靴のバランスも良くなりました。

P1340156これで安心して

P1340159履いて頂けます。P1340160店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

ありがとうございます。

 

Italy 全面レザートップリフト交換 ¥3,800(税抜)

積み上げ革埋め +¥600~(税抜)

納期 翌日以降

Paul Harnden(ポールハーデン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)