PRADA(プラダ)パンプスの加水分解で劣化して割れた靴底をオールソール交換修理

P1250765こんにちは東です。

PRADA(プラダ)のパンプスをお預りしました。

P1250767靴底を確認すると、ソールが割れていました。

P1250768素材が「ウレタン」になるので、「加水分解」による経年劣化で割れてしまっていました。

早かれ遅かれ素材の特徴上、いずれはこうなってしまいますが、このままでは履けないので「オールソール交換」で靴底を全体作り替える修理となります。

P1250766ヒールがあるパンプスはバランスなどの点でもソール交換は難易度が高いので、慎重に作業をすすめさせていただきます。

P1250769プラスティック素材のヒールは無傷なので、このまま使用させていただきます。P1250815<after>

オールソール交換の完成です。

P1250816今回は合成ラバーソールを使用させていただきました。

ご希望であればレザーソールに変更も可能です。

P1250820コバ(ソールのサイド部分)はゴム素材のウェルト(押し縁)を使い、元のように出幅と丸みを再現しました。

P1250817元のヒールを使い、先端のトップリフトは新しく交換をしています。

P1250819難しい修理でしたが、違和感なく仕上がったと思います。

P1250818紳士靴のソール交換とはまた違った意味で難易度が高いですね。

P1250821修理に使用した素材はラバー(ゴム)なので、今後は劣化することなく履いて頂けます。

P1250822店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

ありがとうございます。

 

パンプスオールソール交換(合成ゴム) ¥7,800(税抜)

ピンリフト交換 ¥1,000(税抜)

納期 2週間程

Prada(プラダ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)