REDWING(レッドウィング)アイリッシュセッターをビブラム700ソールのコルクでカスタムオールソール交換修理

REDWING(レッドウィング)のアイリッシュセッターを江東区の常連様よりお預りしました。 とても綺麗な状態ですが、古い犬タグです。 過去に純正ソールのカカトのみを補強修理している状態です。 お客様は別の靴底への「カスタムでのオールソール交換」をご希望されました。

夏場の今のうちにソール交換をされる方もそれなりに多い状況です。 「グッドイヤーウェルト製法」で作られているので様々なソールへ変更が可能です。 ソールが変わると重さや履き心地が変わりますが、それ以上に見た目の印象が変わるインパクトが強いです。 お客様好みに加工をさせて頂きます。 <after>

お選び頂いたのはUSビブラム社のワークブーツ用資材の 「ビブラム700ソール」の茶色のコルク入りです。 間は「レザーミッドソール」をご選択されました。

白糸の出し縫いも縫い直します。

元の舟底型の形状は「シャンク」と呼ばれる靴の中の鉄芯が入っていませんが、今回の様なヒールタイプの靴にカスタムする場合はシャンクを入れないと靴への負荷が掛かってしまいます。

なのでシャンクを入れるため、靴を分解する必要があり「ミッドソール交換」は必須となります。
あと「ラバーミッドソール」と「レザーミッドソール」の使い分け方をよくご質問頂きます。

「レザーミッドソール」はアウトソールのラバーやスポンジとすごく「接着」の相性がいい訳ではないので、今回の様にウェルト~ミッドソール~アウトソールをまとめて縫う場合ではご選択が可能です。

「ラバーミッドソール」はラバーソールやスポンジソールと接着の相性がいいので、ウェルト~ミッドソールまでを縫い、アウトソールのみを接着しなければいけない場合は、剥がれ防止でレザーミッドソールではなく、ラバーミッドソールをオススメします。

今回のようにアウトソールごと縫う場合は、「レザーミッドソール」「ラバーミッドソール」のどちらでも問題はありません。

靴のバランスもいい感じに仕上がりました。 これで気分新たに履いて頂けます。店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

2022年8月より価格改定になりました

・vibram ♯700ソール(茶・コルク)オールソール交換 ¥15,800(税抜)

・レザーミッドソール +¥3,000(税抜)

納期 2週間程

REDWING(レッドウィング)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)