REDWING(レッドウィング)ベックマンチャッカブーツの加水分解で劣化したソールを交換する修理

P1190435 REDWING(レッドウィング)のベックマンチャッカブーツをお預りしました。
P1190436 当店のベックマンの修理は過去のブログですっかりご存知と思いますが、ようやく涼しい気候になり、ブーツの修理依頼が増えるので改めてご紹介します。
P1190437お客様は靴底の修理でお持ち頂きました。
P1190438ベックマンのハーフラバーはウレタン素材で作られています。

なので「加水分解」による経年劣化でこのようにボロボロに崩れてしまって修理によくお持ち頂いています。

この状態になるとウレタン素材のタンク型ハーフラバーを取り外して新しくラバー(ゴム)素材のタンク型ハーフラバーに取り替える必要があります。
P1190405同じようなハーフラバーだと、当店では2種類からお選び頂いています。
P1190406それぞれ特徴は違いますが、こちらは「vibram(ビブラム)社」のものです。
P1190407こちらはイギリスの「ダイナイトロジャー」になります。

今回はこちらを使用させていただく事になりました。
P1190439あと擦り減っていたトップリフトも交換します。

こちらはラバー(ゴム)素材なので劣化はしません。
P1190525
<after>

ソール、カカト部分ともに新しくなりました。
P1190526ソールと同じ「ダイナイトロジャー」のラバートップリフトを使用しました。
P1190527ソールも新しくなり新鮮ですね。
P1190528 ハーフソールの上から「出し縫い」のステッチを縫い直しています。
P1190529 なのでハーフソールが剥がれる心配はございません。
P1190530 これで安心して履いて頂けますね。
P1190531店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

お気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

ダイナイトロジャータンク型 ハーフラバー ¥3,500(税抜)

縫い直し +¥2,000(税抜)

ダイナイトロジャー タンク型トップリフト交換 ¥4,000(税抜)

納期 1~2週間ほど

Redwing(レッドウィング)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)