REDWING(レッドウィング)ベックマンチャッカブーツの靴底をオールソール交換をせずに修理をする内容

P1320376こんにちは東です。

REDWING(レッドウィング)のベックマンチャッカブーツを渋谷区より郵送でお預りしました。

P1320377ベックマンの修理依頼は年中頂いていますが、今年の秋冬もとても多いです。

皆様お悩みは同じです。

P1320378一番ご依頼の多い靴底の状態です。P1320379ソール面はレザーの上に、タンク型のウレタンが取り付けられています。

そのウレタンが「加水分解」による経年劣化で割れている状態です。

加水分解を防ぐ手はないので、こうなると新しく交換をする必要があります。

P1320380続いてカカトです。

擦り減りがあるので新しく交換します。

カカト部分はウレタンではなく「ラバー(ゴム)」なので、べた付いたり割れたりする心配はありません。

P1320381なので通常の革靴と同じく交換修理をします。

P1320511<after>

ソール面はウレタン部分を全て除去し、ビブラム社のタンク型ハーフラバーに交換をして、上から縫いました。

ブランドイメージを変えずに修理が可能です。

素材がラバーなので今後は劣化することなく履いて頂けます。

P1320512カカトのトップリフトも同じくビブラム社のタンク型ラバートップリフトへ交換をしています。P1320510ウレタン部分が劣化したら「オールソール交換(靴底全体交換)」をするしかないかと思っていました。との声をよくいただきますが、レザーソール部分にダメージがある訳ではないのでこの修理方法で十分だと考えています。

ご希望があれば再現するようにオールソール交換も可能なので、ご希望を言って頂ければと思います。P1320513これで安心して履いて頂けますね。P1320514店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

ありがとうございます。

 

vibram タンク型ハーフラバー ¥3,500(税抜)
縫い直し +¥2,000(税抜)

vibram タンク型ラバートップリフト交換 ¥3,200(税抜)

納期 1~2週間程

Redwing(レッドウィング)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)