REDWING(レッドウィング)のサドルシューズを常連様よりお預かりしました。 9088の「Mil-1 Saddle Oxford」です。
初めて修理でお預かりするモデルかもしれません。 履き心地もよく、お客様はとてもご使用されている模様です。 この度は靴底の修理のご依頼になります。
お客様はいつも特殊な内容の修理をご希望されるので、やりとりを楽しくさせて頂いています。
カカトのブロックヒールは擦り減っているので新しく交換をします。 レザーソールの前部はラバーがあらかじめ取り付けられており、上から縫っている構造です。 お客様はラバーからレザーへ変更されるのをご希望されました。 靴底は2層のダブルソールになり、レザーソールからバーはほぼフラットな形状にして作られています。 「オールソール交換(靴底全体交換)」も可能ですが、ソール自体にダメージはないので、別の方法で加工をさせて頂きます。 お客様お好みに しっかりと作業をさせて頂きます。 加工のため、部分的に分解をしました。 解りにくいですが、前半分は縫い糸を抜き、レザーミッドソ-ルが見えている状態です。 その部分を埋めるために厚みのあるレザーミッドソールを使用します。 <after>
修理の完成です。
レザーソール~新しいハーフレザーソールにかけてフラットに加工をし、繋ぐように縫いました。 つま先はあらかじめラバーで補強加工をさせて頂いています。
加工をして縫った上にラバーを取り付けているので、縫い糸に負荷が掛からず加工が出来ました。 カカトは同じブロック型の「ビブラム700ヒール」です。 元の厚みと変わることなくソール交換が出来ました。 少し特殊な修理でしたが、ご希望であれば他のメーカーの靴でも加工が可能です。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
ハーフレザーソール&縫い ¥8,500(税抜)
US vibram ♯700ヒール ¥4,000(税抜)
つま先ラバー ¥2,200(税抜)
納期 2週間以内