RICK OWENS(リックオウエンス)劣化したクレープソールを黒のクレープソールで全体補強

P1490103 RICK OWENS(リックオウエンス)のスニーカーをお預かりしました。P1490104 当店はリックオウエンスの修理のご依頼は多いと思いますが、こちらは初めて見るデザインのリックオウエンスです。P1490105 アッパーの状態は問題ありませんが、P1490106 カカトが擦り減っているので修理のご依頼をいただきました。P1490107 靴底も過去のリックオウエンスと違い初めて見る構造でした。P1490108 生ゴム素材の「クレープソール」が使用されています。

そのクレープソールが劣化しているので石がめり込んでいる状態です。
P1490109 カカトが深くする減っているのと、P1490110 元々素材の接着の相性が良くないサイドカバーとクレープソールの接着が開いています。

素材が違うため、いつもより難易度が高い修理です。

「まずはサイドカバーの剥がれをしっかりと接着し」→「擦り減ったカカト部分を足して厚みを戻し」→「ソール面に新しいソールが付くようにイマノソールを削った後、下処理をし」→「新しいソールを取り付けます。」P1490505 <after>

元を再現するのはほぼ不可能なので、少し違ったか形で「オールソール交換」をしました。
P1490506 素材の接着の相性を考慮し、元と同じ「黒のクレープソール」をしようし、ソールのキワまでしっかりと接着で取り付けました。P1490507 違和感はないと思います。P1490508 「サイドカバー交換」も考えておられましたが、純正の雰囲気がだいぶ変わってしまうので、今回はソールのみ加工をしました。P1490509 カカトの擦り減っていた部分は埋めて厚みを足しています。

どうしても修理痕は残りますが、さほど違和感はないと思います。
P1490510 これで安心して履いていただけます。

P1490511店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

黒クレープソール(1枚)オールソール交換 ¥10,800(税抜)

納期 今回は2~3週間ほど

Rick Owens(リックオウエンス)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)