SAINT LAURENT(サンローラン)メンズジップブーツの穴が開いて靴底を再現するように作り替えるオールソール交換修理

P1340231こんにちは東です。

SAINT LAURENT(サンローラン)のジップブーツをお預りしました。

P1340232サンローランのブーツ修理は過去に多くさせて頂いているので、お問合せがとても多いです。

P1340233ご依頼の多い靴底の修理になります。

P1340234レザーソールのまま履かれているので、大きく穴が開いています。

こうなるとサンローランの靴は、靴底全体を作り替える「オールソール交換」か、レザーソールの前半分を作り替える「ハーフレザーソール」でお受けをしています。

P1340235今回の場合、つま先部分も深く擦り減っており、

P1340236ウェルト(押し縁)もない状態です。

押し縁の交換を含め、オールソール交換で進めさせていただきます。

P1340237元の状態を

P1340238再現するように

P1340239修理を行います。

P1340506元のソールを全体剥がし、新しいレザーソールを取り付け、マッケイ縫いで縫った状態です。

P1340507ウエスト部まで前半分新しいレザーウェルトを取り付けています。

P1340530<after>

「オールソール」交換の完成です。

P1340531レザーソールは黒く染め、今後はソールが擦り減らないように「ハーフラバー」を地面と触れる部分に貼っています。

P1340532カカトはレザー&ラバーの「ラスター」を使用し、オリジナルのように黒く染めて仕上げています。

P1340533靴底の厚みもしっかり戻りました。

P1340534ヒールの高さも元を再現するので違和感はございません。

P1340535サンローランの靴の構造は少し特殊なので、今回の様に再現して修理をするのは難易度が高いと思います。

ブランドイメージを崩さないように修理をするのでご安心下さい。

P1340536店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

ありがとうございます。

 

Italy レザーオールソール交換 ¥13,800(税抜)

Italy ラスター レザートップリフト +¥1,300(税抜)

FILIPS ハーフラバー ¥3,000(税抜)

納期 2週間程

Saint Laurent(サンローラン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)