SAINT LAURENT(サンローラン)穴が開いたメンズブーツを再現するようにレザーオールソール交換修理

P1190477 SAINT LAURENT(サンローラン)のブーツの修理を世田谷区よりお持ち頂きました。
P1190478 サンローランのブーツはお預りする機会が多く、靴底を「ハーフラバー補強」のご依頼が多いです。
P1190479 今回は大きく修理をさせていただきます。
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レザーソール中心部に穴が開いています。

この状態になると「オールソール交換」で靴底を全体作り替える修理となります。
P1190481以前ご紹介したブログでは同じような状態のサンローランを「縫い直すハーフレザーソール交換」で修理をさせて頂き、サンローランの靴はそちらの修理の方が良いかも?と取り上げましたが、「修理費用に大差がない」とのことでお客様のご希望でヒールごと取り換える「オールソール」で作業を進めることになりました。
P1190482 今の構造を再現するように修理を進めさせていただきます。
P1190483ヒールの高さも再現します。
P1190484「オールソール交換」の修理メニューでお受けすると「靴磨き」はサービスしてお渡ししています。
P1190712 元のソールを剥がし、新しいレザーソールを取り付けました。P1190711ヒールの高さも元と同じに作ります。
P1190737<after>

オールソール交換の修理の完成です。
P1190738 レザーソールは元と同じく「マッケイ縫い」で縫い、黒く染めて仕上げました。
P1190739 トップリフトは元と同じくレザーも可能ですが、お客様のご要望でビブラム社のラバーを使用しています。
P1190740コバ、ヒール周りも黒く染めています。
P1190741 違和感はなく仕上がりました。
P1190742 靴クリームで着色を兼ねて保革しています。

革本来の表情が戻りましたね。
P1190743店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

丁寧に作業をさせていただくので安心してお任せください。

ありがとうございます。

 

Italy レザーオールソール交換 ¥13,800(税抜)

納期 2週間以内

Saint Laurent(サンローラン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)