SAINT LAURENT(サンローラン)靴底が薄くなったハーネスブーツをハーフレザーソール交換修理

P1260028こんにちは東です。

SAINT LAURENT(サンローラン)のハーネスブーツをお預りしました。

P1260029こちらのブーツはサンローラン好きな方は大変ご愛用されているので、夏場でも履かれているのをよく見かけます。

P1260030お客様もかなりの頻度で履かれている模様です。

P1260031この度は靴底の修理でお持ち頂きました。

P1260032「ハーフラバー」で補強せずに履かれているので、レザーソールが穴が開く寸前に薄くなり、「マッケイ縫い」のステッチも広範囲で切れている状態です。

この状態からハーフラバーで補強してもステッチが切れているので靴本体からソールが剥がれる可能性が高いです。

これを機にソールを交換します。

P1260033続いてカカトのトップリフトも交換をします。

P1260034通常は「オールソール交換」で靴底全体を新しく作り替えますが、サンローランのブーツはヒールが高かったりと少し特殊なので、今回はご予算を抑えることも含め、部分的に修理をすることとなりました。P1260221地面と接地するレザーソール面を剥がし、準備した「ハーフレザーソール」を接着しました。

P1260222サイドから見ると、新しいレザーソールから古いレザーソールへ同じ厚みで繋がっています。

P1260521そしてハーフレザーソールを元のように「マッケイ」で縫うことで靴本体から剥がれないように加工をしました。

P1260522これで元の状態になりましたが、

P1260593<after>

今後はレザーソールが擦り減らないように「ハーフラバー」で補強します。

P1260594更につま先をより耐久性を高めるために「luluヴィンテージスティール」で補強しました。

P1260595靴底の厚みも元に戻り、快適に歩行して頂けます。

P1260596カカトは「ビブラム5342」のラバートップリフトで新しく交換をしています。

P1260597ヒール周りも着色し、仕上げ直したので引き締まった印象に戻りました。P1260598これで安心して履いて頂けますね。

P1260592良い状態をキープするには小まめな修理、メンテナンスが大切です。

P1260600店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

ありがとうございます。

 

Italy ハーフレザーソール(5mm厚・縫いあり) ¥8,500(税抜)

FILIPS ハーフラバー(黒) ¥3,000(税抜)

lulu ヴィンテージスティール ¥3,000(税抜)

vibram ♯5342ラバートップリフト ¥3,200(税抜)

納期 2週間程

Saint Laurent(サンローラン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)