Salvatore Ferragamo(サルバトーレ フェラガモ)のメンズ・ローファーをお預かりしました。
お客様はこのフェラガモのタッセルローファーを大変ご愛用されており、5足ほどお持ちの模様です。
外国人の方で普段はアメリカに在住ですが、日本にお仕事で来られた際はよく修理にお持ちいただいています。
靴底の修理になります。
こちらは過去に修理をしたことがない靴になります。
レザーソールの中心部に穴が開いているので「オールソール交換」で靴底を全体作り変えます。
ここで大切なのは元のソールを再現することです。
お客様はフェラガモの見た目や履き心地を大変気に入られています。
ソールの厚み等も靴の印象や履き心地を大きく左右するので、いつも意識して作業を進めさせていただいています。
古いレザーソールを剥がし、新しい4mm厚のレザーソールを貼りました。
ウエスト周りは「オープンチャネル」で、
地面との接地面は「ヒドゥンチャネル」で端から革を起こして加工しています。
掘った溝に「マッケイ縫い」で縫います。
そして起こした革を伏せました。
カカトも取り付けるとあとは仕上げのみです。
レザーソールはライトブラウンカラーに染めて仕上げました。
純正に近い感じに仕上がったと思います。
トップリフトはイタリアの「アローヘッド」を使用し、飾りの真鍮釘も同じ位置に打っています。
ヒールの高さも元を再現し、
コバ(ソールのサイド部分)も再現するようにウエスト部のみ丸コバ加工をしています。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
嬉しいことに海外から帰国の際にお任せいただくことも多いです。
丁寧に作業をさせていただくので安心してお任せください。
ありがとうございます。
Italy レザーオールソール交換(4mm厚) ¥13,800(税抜)
Italy アローヘッド レザートップリフト +¥1,300(税抜)
ヒドゥンチャネル +¥2,000(税抜)
納期 2週間以内
Salvatore Ferragamo(サルバトーレ フェラガモ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)