SalvatoreFerragamo(サルバトーレフェラガモ)モンドリアン柄スエードパンプスをオールソール交換で作り変える修理

P1210063Salvator Ferragamo(サルバトーレ フェラガモ)のパンプスをお預りしました。
P1210064モンドリアン柄の素敵なスエードパンプスです。
P1210065ヒールパンプスになりますが、長らく履かれていなかった模様です。
P1210067靴底を確認すると、
P1210068ウレタン素材のファラガモ純正ソールでした。
P1210069「加水分解」による経年劣化で屈曲部を中心にソールが割れています。
P1210070このままでは履けないのでウレタン部分をすべて除去し、別のソールで作り変える「オールソール交換」で作業を進めさせていただきます。
P1210066ヒール部分はプラスティック&レザー素材なのでこのまま使用が出来ます。

状態も綺麗なので修理費用もソール分だけで済みます。
P1210071まずは靴本体からヒールを外しました。

ヒールはネジで固定して取り付けられています。
P1210079割れたソールを外して型紙を作りました。
P1210105型紙から同じ形状でレザーソールを作り、靴本体に接着しました。

レザーソールは箇所によって薄く加工をしています。
P1210135黒に染めました。
P1210137エレガントに見えるように意識をしてレザーソールを加工しています。

P1210136婦人靴のオールソール交換は、紳士靴とはまた違った意味での難しさがあります。
P1210138今回は高級仕様であるレザーソールでお受けしましたが、ラバー(ゴム)ソールでも可能です。

レザーソールが擦り減らないように、このタイミングでハーフラバー(裏張り)をされるのも良いと思います。
P1210139店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

丁寧に作業をさせていただくので安心してお任せください。

ありがとうございます。

 

Italy レザーオールソール交換(3mm厚・レディースパンプス) ¥9,800(税抜)
※ヒール部分のメンテナンスはノータッチの価格

Salvatore Ferragamo(サルバトーレ フェラガモ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)