SANDERS(サンダース)の「ブロードアローエプロンダービーシューズ」をお預かりしました。 特徴的なのは矢印の刺繍が施されたアッパーです。
この部分が「ブロードアロー」と呼ばれるデザインになります。
「陸海空の3軍が一つになって敵を討つ」という意味らしく、1930〜1950年代の軍靴に採用されていた模様です。
私も以前欲しかった靴でした。
靴底の修理のご依頼です。
ソールはダイナイトの似たデザインの「コマンドソール」です。
ヒールは20mm厚の「コマンドブロックヒール」です。
こちらもダイナイトと似たデザインですが、仕入れ業者が廃盤にするヒールの模様で、交換修理で全く同じものを使用するのが今後困難になりそうです。 今回カカトを交換しますが、
ブロックヒールごとを交換はせず、 似たデザインの「ダイナイトヒール」を使用することとなりました。 ダイナイトヒールの厚みは10mmになります。
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トップリフト交換をしました。 見た目の違和感はございません。 ブロックヒールを半分削り、積み上げに加工をしてダイナイトヒールを取り付けています。 今後はこの修理方法をご提案すると思います。
ブロックヒールが深く擦り減り過ぎている場合は、レザーの積み上げから作成させていただきます。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
ダイナイトヒール交換 ¥3,500(税抜)
納期 翌日以降