SANDERS(サンダース)擦り減ったカカトをダイナイトヒールで交換修理

SANDERS(サンダース)をお持ちくださいました。 靴底の修理のご依頼です。 サンダースはイギリス製のコマンドソールが使用されています。

現在ソールが廃盤になっているので、「オールソール交換」でソールを張り替える場合、似たデザインの同じイギリス製の「ダイナイトソール」を使用することになると思います。

今回はまだソールがさほど擦り減ってはいないので、ソールは交換しませんが、 カカトは擦り減っているので、カカトのみ交換修理をします。

ダイナイトヒールに似ていますが、こちらはコマンドヒールです。
ダイナイトと違い、一体型のブロックヒールです。

このヒールも現在、廃盤になっているので
代わりにダイナイトヒールを使用します。 ダイナイトヒールは10mmと厚みがありますが、ブロックヒール程厚みがないのが、今回の修理のポイントです。

元のコマンドヒールは靴本体と剥がれかかっているので、完全に取り外し、
今回は「積み上げのレザー」を使用して元の高さに加工をします。

いわゆる高級紳士靴の仕様です。
ダイナイトヒールで「トップリフト交換」をしました。 模様が似ているので違和感がなく仕上がります。 積み上げ&ダイナイトヒールはバランスが良くなるように加工をしています。 このままでは違和感があるので 黒く着色して仕上げて完成です。 これで安心して履いていただけます。店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

・ダイナイトヒール(黒) ¥4,500(税抜)

・レザー積み上げ +¥3,000(税抜)

納期 2~5日程

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