santoni(サントーニ)ハーフラバーをした後に擦り減ったつま先部を金属製luluヴィンテージトゥスティールで補強する方法

P1360555こんにちは東です。

santoni(サントーニ)をお預りしました。

P1360556こちらはイタリア靴で多い「マッケイ製法」ではなく、「グッドイヤーウェルト製法」で作られたサントーニになります。

P1360557靴底を確認すると、

P1360558過去に「ハーフラバー」でレザーソール面を補強されていますが、

P1360559つま先部はハーフラバーを越え、レザーソールまで擦り減っていました。

グッツドイヤーウェルト製法の靴はマッケイと比べ、「靴に返り」が少ないので、つま先部の消耗が大きかったのだと思います。

P1360560この場合、修理方法は数通りあります。

例えば「新しいハーフラバーに交換をする」「つま先部分のみラバーで補強をする」などです。

今回の状態では、ハーフラバー中心部はさほど減っておらず、個人的につま先のみラバー補強は足した感が好きではなく、

P1360565<after>

ハーフラバーをカットして金属製の「luluヴィンテージスティール」を取り付けさせていただきました。

一番耐久性がある修理方法と思います。

靴底がレザーソールであれば、このようにハーフラバー補強をした後にヴィンテージスティールを取り付ける事も可能です。

P1360566レザーソールの減っていた部分は「革で埋め足し」、厚みを戻しているので違和感はありません。

P1360567これで安心して履いて頂けますね。

P1360568店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

ありがとうございます。

 

lulu ヴィンテージスティール ¥3,000(税抜)

つま先革埋め +¥600(税抜)

納期 当日~翌日 

Santoni(サントーニ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)