santoni(サントーニ)レザースニーカーのカカトの修理&穴が開いたカカト内側をカウンターライニング(腰裏補強)

P1180040 santoni(サントーニ)のレザースニーカーをお預りしました。
P1180041 お客様は10年以上前にご購入された模様ですが、とても綺麗な状態です。

アッパーのシボの表情もいい感じですね。
P1180042
まずは靴底です。

ソール面はさほど擦り減っていませんが、
P1180043カカト部分は白のスポンジ部分に達する手前なので修理します。
P1180044 加えてカカトの内側の箇所です。
P1180045ライニングの履き口部分はレザーですが、その下は生地素材で穴が開いています。

こちらはよくご紹介している修理メニュー「カウンターライニング」のスニーカー版で補強します。
P1180046通常の短靴同様に出来るだけ違和感がないように作業を行います。
P1180098 <after>
まずは擦り減った部分を「コーナーハーフ」で部分的に補強するように修理をしました。

P1180099 スニーカーのカカトの擦り減りはこの内容で修理する事が多いと思います。
P1180100 サイドから見るとより違和感はございません。

あまり大きく擦り減った状態だと修理をした痕跡が目立ちやすいので、今回の様にお早めにお持ち頂ければと思います。
P1180101続いて内側の修理です。
P1180102穴がいていた生地部分をカバーするようにレザーで補強しました。

レザーの上部は縫っているので、脱ぎ履きの際に剥がれる心配はございません。
P1180103またアッパー側から見ても元の縫い糸の上を同じピッチで縫っているので修理をした痕跡はなく仕上がります。

スニーカーの構造はデザインによってそれぞれなので、どのスニーカーにも同様の修理が出来る訳ではありませんが、一番良いと思う方法をご提案させていただきたいと思います。

ありがとうございます。

 

コーナーハーフ補強 ¥2,200(税抜)

カウンターライニング(短靴) ¥3,500(税抜)

納期 3日~5日程

Santoni(サントーニ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)