santoni（サントーニ）のローファーをお預かりしました。
クロコの型押し＆スエードのコンビに、イタリアらしいカラーです。
こちらのサントーニは「ドライビングシューズ」になります。
お客様には以前、お持ちのサントーニを数足修理させていただきました。
ドレスシューズ仕様での靴はレザーソールですが、
こちらはドライビングシューズなのでラバーの靴底になります。
ですがお客様はこのドライビングシューズ仕様をあまり好まれておらず、今回はレザーソールで「街履き仕様？」「高級靴仕様？」に交換する流れになりました。
ウエストの内ふまずにはオパンケでレザーが付いているので、この部分は残してオールソールします。
ヒールの高さを上げる事は無理があるので、このバランスになるようにします。
ドライビングシューズはつま先～カカトまで屈曲する構造ですが、レザーソールにするとソールが割れてしまうので、通常の靴の様に、靴の後部は曲がらないように加工します。
＜after＞
レザーソールに「マッケイ縫い」をかけてオールソールしました。
革見本からお客様のお好みの色に着色しています。
カカトのトップリフトはvibramラバーです。
オパンケのレザーも残しています。
ウェルト、積み上げはなく、レザーソールに変更しても元のイメージと近い仕様と思います。
ドライビングシューズは有難いことにたくさん修理依頼があります。
ですが修理方法、お客様のご要望も様々なのでまずはお気軽にご相談下さい。
ありがとうございます。
Italy レザーオールソール交換＆vibram♯5350ラバートップリフト ￥13,800（税抜）
納期 2週間以内