TOD,S(トッズ)のドライビングシューズを石川県より郵送でお預りしました。
時期的な影響か最近はドライビングシューズの修理が続きます。
今回はメンズのクロコ型押しのデザインです。
お客様の修理のご希望の箇所はほぼ靴底になります。
ドライビングシューズは基本、運転用の靴なので路上で履かれるとダメージが広がります。
今はお馴染み凸凹デザインの靴底ですが、
アッパーのつま先や
かかとが地面と擦れないように靴底を付ける修理をお薦めさせていただいています。
当店のブログをご覧になっている方はご存知と思いますが、8割がたは「合成クレープソール」というゴムソールを取り付けさせていただいています。
メリットはドライビングシューズ特有の「返りの良さ」「リーズナブルな修理費用」ですが、今回はもう1パターンのソールをお選び頂きました。
革靴で見られる高級仕様の「レザーソール」で靴底を作りました。
レザーソールを「マッケイ製法」に作り変え、靴本体と剥がれないように縫っている構造です。
そして縫い糸が切れないよう&滑らないよう&レザーソールが擦り減らないように、この時点で「ハーフラバー」で補強しています。
カカトはビブラム社のラバーです。
この修理のメリットはハーフラバーとカカトを繰り返し交換でき、今後ソール交換をする必要がない点です。
デメリットは靴の返りが少なくなる点ですが、革靴を履かれている方は気にはならない履き心地と思います。
ソールが出来ることでつま先、
カカトともに地面と擦れることがなく、運転用だけでなく路上用としても履いて頂けます。
かなり履き込んだ状態からも加工は可能なのでお任せください。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
ありがとうございます。
Italy レザーオールソール交換 ¥16,800(税抜)
FILIPS ハーフラバー ¥3,300(税抜)
納期 2週間ほど