Vivienne Westwood(ヴィヴィアンウエストウッド)のロッキンホース・バレリーナをお預りしました。懐かしい靴です。
お客様は15年ほど前にイギリスで購入された模様です。靴底はご覧の通り厚底で、使用されている素材は「木」になります。靴底は全面薄いスポンジソールを貼ってある作りで、カカトが擦り減って修理にお持ち頂きました。
スポンジ底を越えて、木のソールまで擦り減りが見られます。カカト部分がだいぶ不安定な状態なので修理します。アッパーはスムーズレザーで擦れと乾燥が見られるので「靴磨き」でメンテナンスさせていただきます。スポンジ部分をカットし、削れている木の部分を革で埋めました。これでソール本体はフラットになり、カカトには耐久性のあるビブラムのラバー(ゴム)を付けました。これでしっかりとバランスが保てます。特殊な構造の靴なので修理方法も正解がある訳ではないですが、今回の状態ではこの方法が良いかな?と思います。今回はカカトの部分修理をしましたが、ソール全面を張り替えることも可能です。アッパーは「靴磨き」で本来の艶感が戻りました。特殊な構造の靴も、まずは修理可能かお気軽にご相談下さい。
ありがとうございます。
トップリフト交換 ¥2,000(税抜)
革埋め +¥600(税抜)
靴磨き ¥1,000(税抜)
納期 翌日
ヴィヴィアンウエストウッドの過去の修理事例です
Vivienne Westwood(ヴィヴィアンウエストウッド)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)