こんにちは東です。
WOLVERINE(ウルヴァリン)の1000マイルブーツを静岡県よりお持ちくださいました。
ここ1ヶ月程とても修理のご依頼が多い1000マイルブーツです。
1000マイルブーツはオイルをたっぷり含んだレザーソールが使用されており、耐久性が優れているので有名です。
お持ち頂いた状態はまだ修理には早く、とてもいい状態ですが、お客様は「オールソール交換」をご希望されました。
お客様はキャンプなどで水辺や岩に上ったりもされる模様です。
そこでレザーソールでは滑るとの事でラバーソール(ゴム)へと作り替えるのをご希望でした。
ただ、「ビブラム100ソール」のようなサイドから見ると凸凹が強調されるデザインは、見た目上苦手な模様でした。店頭にはラバーソールサンプルが多く展示してあるので、お客様は実際に手に取ってソールをご覧頂けます。
靴のイメージ、耐久性などを考慮してお好みのソールをお選び頂きました。
<after>
「ビブラム430ソール」になります。
100ソールのように凸凹形状ですが、凸凹が内に位置しているので、靴をサイドからみるとシャープに見えるデザインです。
高級紳士靴で使用される「リッジウェイソール」と同じ意味合いですね。
「430ヒール」と合わせ、
以前より耐久性、滑りにくさが向上しました。
ウルヴァリンの場合は「ミッドソール」や
積み上げの革を挟まずに加工することで、
純正の状態と同じ厚み、バランスで仕上がり違和感なく仕上がります。
「グッドイヤーウェルト製法」の靴は繰り返しソール交換が可能な優れた構造です。
「オールソール交換」の際は再現する事も可能ですが、今回の様にデザインを変えるのも面白いかもしれませんね。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
ありがとうございます。
US vibram ♯430 オールソール交換 ¥14,800(税抜)
納期 2週間以内
Wolverine(ウルヴァリン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)