WOLVERINE(ウルヴァリン)の1000マイルブーツをお預りしました。
今の季節になるとワークブーツはよく修理にお持ち頂いています。
靴底を確認するとビブラム社の「132ソール」が使用されています。
お客様は最近他社でオールソール交換されたらしいのですが、足の調子を悪くされているので重さで歩行が辛いとの事で、元々使用されていたソールと同じものに再度オールソール交換をご希望されました。
132ソールは一体型のラバーソールになります。
ラバーソールは耐久性に優れているのがメリットですが、レザーソールやスポンジソールに比べると重さはあります。
それぞれ素材の特徴があるので何が良いか正解はありませんが、お客様のライフスタイルに合わせて良いものをご提案させていただければと思います。
<after>
使用したソールはオールソール交換前に採用されていた「ビブラム8303ソール」です。
見た目は似ていますが、こちらはスポンジソールになります。
同じタンク型ですが、スポンジ素材なので大きく軽量化になります。
ソールとヒールは一体型になります。
ラバー素材と比べて軽量感は飛躍的に向上しますが、スポンジ素材なので耐久性が落ちるのはデメリットです。
オールソール修理以外では、カカト部分を繰り返し「コーナーハーフ」で修理をしながら履いて頂ければと思います。
サイドからの見た目は重厚感があるので違和感はなく仕上がります。
お客様にも大変喜んで頂けました。
スポンジソールは雨の日などに水分を吸収すると滑るのでお気を付けください。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
vibram ♯8303(黒)オールソール交換 ¥10,800(税抜)
納期 1週間ほど