こんにちは東です。
WOLVERINE(ウルヴァリン)の修理を埼玉県よりお持ち頂きました。
長年ご愛用されています。
靴底はUSビブラム社の2021ソールが使用されており、
カカトが大きく擦り減っている状態です。
この場合、擦り減っているスポンジ部分を「コーナーハーフ」の修理メニューで足して修理が可能ですが、
今回の様にソール面も模様がないほど擦り減っている場合は「オールソール交換」で靴底全体を作り替えるのをオススメします。
続いてカカト内側のライニングですが、
擦れにより革にダメージが見られます。
こちらもしっかりと補強させていただきます。
<after>
「カウンターライニング」という修理メニューになります。
内から革をあてて補強をしました。
靴の状態は靴底やアッパーに目がいきがちですが、足が直接触れる靴の中の状態も大切です。
カカト部は「カウンター」という芯が入っている部分なので、ここにダメージがあると歩行時に踵としっかりホールドできなくなり、履き心地に大きく影響します。
たまにチェックして頂ければと思います。
靴底は元と同じの「USビブラム2012ソール」でオールソール交換をしました。
軽量感を求めて靴を履かれる方にはオススメのソールです。
バランス、見た目も共に良くなりましたね。
アッパーはクリームで「靴磨き」をして完成です。
靴全体の印象が大きく変わりました。
小まめに修理、メンテナンスをすればまだまだ長くご使用して頂けると思います。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせ下さい。
ありがとうございます。
US vibram ♯2021ソール(サハラ) ¥10,800(税抜)
カウンターライニング(短靴) ¥3,500(税抜)
靴磨き ¥1,000(税抜)
納期 2週間以内