フェラガモ ウェッジサンダルの擦り減ったつま先を埋めてハーフラバー補強

P1070819Salvatore Ferragamo(サルバトーレ フェラガモ)のサンダルをお預かりしました。P1070815フェラガモの靴はいつの時代も年齢を問わず愛されていますね。P1070816この時期に活躍するコルクのウェッジソールサンダルです。

アッパーの革の質感、色とコルクの組み合わせが絶妙です。P1070817靴底はレザーソールですが、補強をせずに履かれておられました。P1070818ウェッジソールはソールの返り(曲がり)がないのでつま先部が特に擦り減ってしまいます。

レザーソールを越えて、本体のコルクまで擦り減りが進行しています。

このようなコルクのウェッジソールは、ウェッジ型のプラスティックソールの表面にコルクシートを巻いているのが一般的です。

こちらはウェッジソール自体をコルクで形成されていました。

さすがはフェラガモの靴作りです。P1070828素材上、特殊な修理になりますが、コルクで無くなっていた箇所を埋めて整えました。

粒コルクなのでソールのコルクの模様と若干違いますが、パッと見、違和感はないと思います。P1070827続いて、無くなっていたレザーソール部分を足して作りました。P1070831ハーフラバーで補強して完成です。

これでようやく擦り減り、滑りの心配がなく安心して履いていただけます。P1070832婦人靴のハーフラバー補強は新品状態で行うのが理想ですが、今回の様に擦り減った状態でも修復は可能です。

ですが、そのまま履かれるとダメージは広がる一方なのでお早めに修理をお任せ頂ければと思います。

店頭だけでなく「郵送」でも修理をお受けしています。

お気軽にお問い合わせ下さい。

ありがとうございます。

 

FILIPS ハーフラバー(レディース) ¥2,700(税抜)

つま先埋め +¥600(税抜)

納期 翌日 

Salvatore Ferragamo(サルバトーレ フェラガモ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)