こんにちは、aestasの石川です。
7月に入り湿気を帯びた夏日が続いています。今年もようやく夏が来た!という感じがします。月末にかけて各所で開催される花火大会も楽しみですね!
余談ですが、aestasという名前もラテン語で”夏”を意味しています。生命力に溢れた季節にあやかり、お客様の足元から少しでもエネルギーを与えられる靴作りを目指しております。
さて、今回お客様の足元にエネルギーを注いでくれる一足はこちらです。
少しふっくらとさせたラウンドトゥにシンプルなプレーントゥを載せた外羽根シューズです。シボ入りのライトブラウンが効いています。
こちらの革は、靴にはあまり使用されないミネルバボックスというイタリアンレザーを使用しています。
イタリアでも少なくなってしまったバケッタ製法を用いて作られる100%タンニンレザーは、使い込むほどに味わいが出ます。
新品状態よりも、2年、3年と履き込むことで、深みが増し、唯一無二の一足に育て上げることが出来ます。純粋に革が好きという方にはたまらない一枚です。
踵は継ぎ目を作らずシームレスヒールで仕上げています。
底はレザーソールにハーフラバーを貼る仕様が多くなってきています。
雨の日の事を考え全てラバーソールでも良いのですが、レザーソールに比べ通気性が悪くなりますし、アッパーの事を考えれば雨の日は極力避けて頂きたいので、結局この組み合わせが最適なのではないかと考えております。
つま先の形状を変えるだけで靴の印象はガラッと変わります。余程極端な形状でない限り、お客様のお好みで形作らせて頂いております。お気兼ねなくご相談下さい。
<今回の靴>
プレーントゥダービー
靴代・・・¥98,000-(マッケイ製法)
※ハンドソーンウェルト、ノルベジェーゼ製法の場合¥160,000~
革・・・ミネルバボックス(ライトブラウン)
底・・・レザーソール + ハーフラバー
※初回は木型製作代として別途¥50,000-頂戴致します。2足目以降は掛かりません。
※現在の納期は約3か月です。
※価格は税抜き。