ALEXANDER WANG(アレキサンダーワン)レディースシューズの剥がれる靴底を縫って補強修理

P1440269 ALEXANDER WANG(アレキサンダーワン)のレディースシューズをお預かりしました。P1440270 アレキサンダーワンの靴はたまにお預かりしますが、初めて修理でお預かりするデザインです。

シンプルなレースアップシューズですが、
P1440271 靴底の作りが特徴です。

いわゆる「ボロネーゼ製法」という作りです。

アッパーは靴底まで覆われており、P1440272 ヒールが単体で付いています。P1440273 レザーソールもソール前部に単体でついています。

そのレザーソールが擦り減らないように過去に「ハーフラバー」でカバーされている状態です。P1440274 そのレザーソールが大きく剥がれている状態でした。

原因は、ちょうどこの位置は歩行時に靴が曲がる屈曲部になります。

それに加え、レザーソールが接着剤のみで付いている構造なのでどうしてもこのようになってしまいます。

お客様は修理を諦めかけておられましたが、今後こうならないように修理をさせて頂くことになりました。P1440275 ハーフラバーを剥がし、レザーソールが表面に出た状態にしました。P1440416 その上に「マッケイ縫い」で縫います。

同じ構造のボロネーゼ製法の靴は、元々このように縫われているケースが多いと思います。P1440417 これでレザーソールが剥がれてくる心配はありません。P1440418 その上に新しい「ハーフラバー」でカバーすることで縫い糸にダメージが加わらず履いていただけます。P1440419 これで安心して履いていただけます。P1440420 見た目も違和感なく仕上がるのでご安心ください。P1440421店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

FILIPS ハーフラバー ¥2,700(税抜)

縫い直し +¥2,000(税抜)

納期 2週間以内

 

過去のアレキサンダーワンの修理事例です
Alexander Wang(アレキサンダーワン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)