BALLY バリーvibram♯2070 トレントソールでオールソール交換の修理

P1080114BALLY(バリー)のメンズローファーをお預りしました。

随分前のバリーのモデルらしく以前はよく履かれていた模様で、それからは長らくご自宅で眠っていたとのことです。

この度は、また履きたいとの事で修理にお持ち頂きました。

P1080115画像の光加減で色が解りにくいですが、ヌバックレザーでオレンジ×ライトブルーの珍しいコンビです。 P1080116BALLYの純正ソールに「ボロネーゼ製法」で作られています。P1080117ソールを少し曲げてみると割れていました。

このまま履かれると割れが広がっていくのと、雨など地面からの水気が靴の中に入ってくる状態なので「オールソール」で靴底を全体作り替えます。P1080205店頭に展示してあるオールソールサンプルを実際手に取っていただき、お客様と対話を重ねながらソールをお選びいただきました。

今回使用したのは「vibram♯2070ソール」になります。

別名「トレントソール」とも言われます。P1080206凸凹が特徴のラバーソールで、元のソールと比べるとサイドから重厚感があります。

paraboots(パラブーツ)のオールソールにも使用されるソールです。P1080207ソールとヒールが一体型のものになるので、オールソール時にどのような靴にも使用可能ではありませんが、お預りした靴にはしっかりバランスが取れて取り付け出来ました。P1080208ご自宅で履かなくなった靴も、修理やメンテナンスをすることで、履きたくなる靴に変わるかもしれません。

状態が気になればお気軽にご相談下さい。

ありがとうございます。

 

vibram♯2070ソール オールソール交換 ¥12,800(税抜)

納期 2週間以内

Bally(バリー)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)