Berwick(バーウィック)ビブラム2055ソールにオールソール交換修理

P1090191ご遠方よりBerwick(バーウィック)のスエードシューズの修理をお持ち頂きました。

P1090192バーウィックはスペインの靴メーカーで、グッドイヤーウェルト製法を採用しており、価格もリーズナブルでコストパフォーマンスに優れています。

ご予算1~3万円台で良い靴を履きたい方には、個人的にすごくオススメと思います。P1090195靴底に使用しているのはイギリスのダイナイトソールです。P1090193お客様は特につま先の減り具合を気にされていました。P1090194ソールはレザーミッドソールを含んだ「ダブルソール」で厚みがあるので、靴に返りが(曲がり)が少ないので、特につま先が減りやすいと思います。

ですが靴と足とのフィッティングによっても靴底の減り方は大きく影響するので、原因は様々です。P1090196この擦り減り方のケースだと「コーナーハーフ」でつま先をラバーで部分的に補強する事も可能です。

ですが、お客様はダイナイトソールより擦り減りにくいラバーソールで「オールソール交換(靴底全体交換)」をご希望でした。

店頭にはソールサンプルを多数準備してあるので、実際に使用する素材のメリット、デメリットをご説明しながら、手に取ってご確認頂けます。P1090436使用したのはイタリア・ビブラム社の2055ソール(イートンソール)になります。

デザインは先に使用していたダイナイトソールとかなり似ていますが、ラバー(ゴム)の耐久性という面ではダイナイトより優れていて擦り減りに強いです。

それぞれのソールの特徴が違うので、どちらが良いわけではありませんが、今回は耐久性を重視されてたのでビブラムを採用させていただきました。P1090437レザーミッドソールは元のを残し、ヒールの積み上げはレザーで作っています。P1090438ご紹介した以外にもラバーソールの種類はあるので、お気軽にご相談下さい。

ありがとうございます。

 

vibram ♯2055ソール オールソール交換 ¥12,800(税抜)

納期 2週間以内

Berwick(バーウィク)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)