Church,s(チャーチ)ストームウェルトとをリウェルト交換からのオールソール交換修理

Church,s(チャーチ)のフルブローグを神奈川県より郵送でお預かりしました。 お客様は10年以上ご愛用されている靴との事です。

現在は「雨の日用」にご活躍されている模様です。 靴底の修理の御依頼です。 靴底はハーフラバーを貼られていますが、土台はレザーソールなので雨の日仕様に向いている訳ではありません。

今回の靴底修理のタイミングで、ラバーソールへ「オールソール交換」をご希望されました。 「グッドイヤーウェルト製法」で作られてる靴は別ソールへの変更もし易い理にかなった構造です。

ウェルトの状態が問題なければソールを交換してスムーズに修理が可能ですが、 今回はそのレザーウェルトに大きく損傷が見られました。 雨の日に濡れる→乾燥。の繰り返しでレザーが劣化をし、 広範囲で割れていました。

このままでは新しいソールが取り付けられないので「リウェルト(ウェルト交換)」をしてから「オールソール交換」をする必要があります。

雨の日用で履かれていてもウェルト部分はレザーなので、劣化を防ぐためにたまにクリームで保革してあげる必要があります。
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修理の完成です。

新しいレザーのストームウェルトで「リウェルト」をし、 ソールを新しくしました。 お選びいただいたのはチャーチと同じイギリス製の「リッジウェイソール」です。 武骨なチャーチの相性もいいですね。 今後も雨の日用に使用される模様ですが、 気分新たに履いていただけると思います。 ソールを変えることで革靴の新しい楽しみ方を感じて頂けるかもしれません。店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

2022年8月より価格改定になりました

・リッジウェイソール オールソール交換 ¥15,800(税抜)

・Italy レザーミッドソール(3mm) +¥3,000(税抜)

・リウェルト(ストームウェルト・ダブル) +¥12,000(税抜)

納期 1ヶ月~

Church,s(チャーチ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)