Clarks(クラークス)ブーツのクレープソールを舟底型からヒール型の形状に作り替えるオールソール交換修理

こんにちは。柴田です。P1310914

Clarks(クラークス)をお預りしました。P1310915

舟底型のクレープソール仕様のブーツです。P1310916

この度はソール交換でお持ち頂きました。P1310917

擦り減りや汚れが目立ち、ソール自体の剥がれも見られます。P1310918

アッパーとミッドソールが縫われており、ヒール部分と一番下のアウトソールは接着のみの構造になっています。

ミッドーソール自体はそのまま使用できるのでその下から作り替える修理になります。 

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元と同じ形を再現する事はもちろん可能ですが、この形ですとカカトの厚みを付けた上にアウトソールが付いているため

一番減りやすいカカトの修理がしづらいところが難点です。

P1310921 そのため今後、かかとのみでの修理もしやすくなるような形にすることをご提案させていただきました。P1320098

〈after〉

同じ素材のクレープソールでオールソール交換しました。P1320099

ミッドソールの下から取り外して新しいソールを接着し、P1320100

最後にヒール部分を作って完成です。P1320101

残したミッドソールも形を整える際に一緒に表面を削るので、黒い汚れも取れて新しいクレープソールとほとんど同じ黄色になります。P1320102

かかとの形は変わりましたが、しゃきっとした印象になってかっこいいですね。

今後はかかとのみの修理が可能になって長く履いて頂けると思います。P1320104

店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

気になる事がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

 

クレープオールソール ¥12,800(税抜)

納期 2週間以内

Clarks(クラークス)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)