E.PORSELLI(ポルセリ)滑るバレエシューズパンプスの靴底をハーフラバー&カカト交換で加工する修理

P1200117 E.PORSELLI(ポルセリ)のパンプスをお預りしました。P1200118「ポルセリ」はイタリアのバレエシューズですが、よく修理でお持ち頂いています。

P1200119実際にミラノのバレリーナやダンサーが使用されている模様です。

P1200120なのでお客様からは「滑って歩けない」とご相談いただく事が多いです。

元々、路上履きを想定して作られている訳ではないので滑る構造です。

P1200121ソール面はレザーソールなのは海外製の靴では一般的ですが、

P1200122カカト部分も全面レザーになります。

P1200123滑らないようにカカト部分をラバー(ゴム)にすれば問題は改善します。

ですが今の状態の上に厚いラバーを取り付けると靴のバランスが悪くなります。

ハーフラバーの薄い厚みのラバーをカカトに使用すると耐久性が劣ります。

まだ靴が新しい状態で少々勿体ないですが、今のレザーを外してラバーを取り付けるのがベストと考えています。

P1200125<after>

ますはレザーソール面を「ハーフラバー」で補強しました。

バレエシューズでソールの返り(曲がり)が強いのでハーフラバーは長めの距離で取り付けています。

P1200126カカトはレザーを剥がし、ビブラム社のラバーに交換しています。

P1200127元の高さと変わらないように加工したので靴、歩行に無理がなく履いていただけます。

P1200124地面との接地面をラバー素材がしっかりカバーしてくれているので補強だけでなく滑り止め効果は高いです。

P1200128見た目も違和感はないと思います。

P1200129綺麗に仕上がるように丁寧に作業をさせていただきます。

安心してお任せください。

ありがとうございます。

 

FILIPS ハーフラバー(黒) ¥2,700(税抜)

vibram ♯5350ラバートップリフト ¥2,500(税抜)

納期 当日~翌日

Porselli(ポルセリ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)