Foot the coather(フットザコーチャー)のダービーシューズをお持ちくださいました。
靴底の修理の御依頼です。
ドクターマーチンのソールを意識した似たデザインソールが使用されています。
そのソールが接着剤の劣化により、靴本体と剥がれている状態でした。
靴自体は「グッドイヤーウェルト製法」で作られていますが、 ウェルト部分は飾りステッチとなり、マーチンソールとは接着剤のみで付いている構造でした。
接着剤が弱くなり剥がれている状況です。
修理方法ですが、このまま「接着」すると今後また剥がれる可能性は高いです。
なので今の靴底は「オールソール交換」で別ソールに交換をするのと、今後ソールは剥がれないように加工をします。
今の舟底型形状ソールから出来るだけイメージを損なわないように加工をさせていただきます。
<after>
「オールソール交換」の完成です。
使用したのは「ビブラム063ソール」の黒です。
タンク型ラバーソールですが、
元と近い毛状のソールなので違和感はないと思います。
構造も作り変えました。
元のダミーステッチを取り除き、「黒のラバーミッドソール」を挟んでウェルトと縫いました。
そのラバーミッドソールと063ソールを接着して仕上げました。 今後は元のようにソールが剥がれる心配はございません。
バランスも問題なく仕上がり、
これで安心して履いていただけます。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
・vibram ♯063ソール(黒)オールソール交換 ¥13,800(税抜)
・vibram ラバーミッドソール(黒) +¥2,000(税抜)
納期 2週間以内
Foot the coather(フットザコーチャー)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)