foot the coather(フットザコーチャー)厚底を再現するようにオールソール交換修理

P1470317 foot the coather(フットザコーチャー)をお預かりしました。P1470318 過去に同モデルのフットザコーチャーの修理を何度かさせていただいた事があるんで、お客様はそのブログをご覧くださり、この度は神奈川県より郵送で修理をお任せくださいました。P1470319 靴底は厚底の「黒のクレープソール」です。P1470320 そのクレープソールのカカト部分が「ソール」と「ラバーミッドソール」を超えて擦り減っていました。P1470321 ここまで減ってしまうと歩行のバランスが不安定なので、「ミッドソール交換」を含めた「オールソール交換」で修理をさせていただきます。P1470322 カカト内側の「ライニング(裏革)」は擦れにより穴が開いているので、補強をします。P1470323 「グッドイヤーウェルト製法」で作られているので、ソール交換がしやすい構造です。P1470324 クレープソールでのソール交換ではなく、過去のブログと同様、別ソールでソール交換をご希望されました。P1470430 <after>

まずはライニングの補強です。P1470431 「カウンターライニング」という修理メニューで革をあてて補強をしました。

違和感はなく仕上がります。P1470432 擦り減りが見られた靴底はP1470433 「ビブラム4014ソール」の黒を使用してソール交換をしました。P1470434 ウェルトと新しく用意した「黒のラバーミッドソール」を再度縫い直し、P1470435 4014ソールのままだと、元より靴底が薄いので、10mm厚のEVA(スポンジ素地)を間に挟んで厚みを再現しました。P1470436 「オールソール交換」のメニューでお受けすると「靴磨き」はサービスしてお渡ししています。P1470437 ソーるの厚みは再現しましたが、デメリットもあります。

ソールが厚すぎるので「靴に返りが少ない(屈曲部)」が曲がりにくいのと、返りが少ないため、歩行時につま先部が地面と引っかかってソールのつま先部が開いてくる可能性もあります。P1470438 靴はファッション性を優先すると歩行や強度にデメリットが生じる事が多いのでご了承お願い致します。P1470439 これで気分新たに履いていただけますね。P1470440店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

US vibram ♯4014ソール(黒)オールソール交換 ¥10,800(税抜)

US vibram ラバーミッドソール(黒) +¥2,000(税抜)

カウンターライニング ¥3,500(税抜)

納期 2週間ほど

Foot The Coather(フットザコーチャー)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)